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2024.10.22

人生の流れ

みなさん、こんんちは。

今日も晴天、気持ちのいい季節になりました。

前回の続きを書かせていただきます。

山の仕事を手伝いながら学んだことは空気のキレイさと言いますか鼻から吸う空気が気持ちいのを感じていました。

「木」が呼吸しているの仕事をしていながら感じたものです。

また、年輪にも興味がわき父に聞いたことがありました、なぜ年輪の目が粗いものと積んでいる木があるのかと、それは土の栄養と間抜きなどによる木の育ち方の違いだと教わりました。

また年輪が均等に丸い円を描いているものと片方だけ円が大きいもの、歪んだ円になっている年輪があり、均等に目が積んでいる木年輪が一番良いです。

均等に年輪が積んでいる木は曲がりにくく割れにくい性質があります。

この経験を活かし当社では八溝山の木材、杉、桧を使っているわけです。

つまり木材には「目利き」が必要な訳で、大手ハウスメーカーなどでは品質の統一の観点から使いにくいために無垢材を嫌う傾向にあります。

話は戻りますが林業も機械化大型化が進み、私の仕事の興味も林業(丸太の生産)から木材製品の卸(業界では小売り)工務店や建設業者、個人のお客様に木材製品や新建材などを売る業態に変えていきました。

この卸の経験からもいろいろなことを学びました、外材製品の良し悪しがありシロアリはもともと外材の丸太の輸入材から日本に入ってきたもので、米ツガ材や2バイ4材などのSPFなどはシロアリの大好物です。

ですから薬剤を注入した外材しか使えないわけでが薬剤の浸透していない部分は当然シロアリが食べてしまうわけです。

また国産材と違い国産材は幅が乾燥により縮ますが外材は幅と長さも縮みますので造作材に使う場合は乾燥と加工技術が必要になります。

 

次回につづく