リビング中心の平屋間取り成功例|動線・収納・天井高などのポイントも解説
ご家族が一緒に過ごすリビングを中心に据えた平屋の住まいは、理想の暮らしを実現する選択肢の1つです。
特に平屋は、リビングの配置や工夫によって、住まい全体の魅力が引き立ちます。
そこでこの記事では、リビングを中心に据えた平屋の成功事例をご紹介し、間取りや工夫のポイントなどを解説していきます。
【このコラムのポイント】
- 近年、動線効率やコミュニケーション性を重視したセンターリビングの間取りを採用する方が増えています。
- 平屋の間取りには工夫が必要であり、動線効率や収納スペースの確保、開放感の演出などに注意が必要です。
- 注文住宅を考える際には、平屋の施工実績が豊富な工務店やハウスメーカーに相談し、適切なアドバイスを得ることが重要です。
平屋はリビングの間取りにこだわろう
階段のない平屋はワンフロアでご家族がつながりを感じながら、効率的に生活できる点が魅力です。
家の中でも特に過ごす時間が長いリビングは、配置やデザインによって平屋のメリットや魅力がより際立ち、快適な暮らしを実現できます。
また近年では、動線効率やコミュニケーション性を重視して、センターリビングの間取りを採用するケースも増えています。リビングを中心に配置することで、効率的な動線を作り出すことが可能です。
そこで次の章では、リビングを中心に配置した間取りの、素敵な平屋実例をご紹介します。
リビング中心の平屋間取り成功例
▶自然素材の香りと広大な景色を堪能する家 シリーズ/平倭の家
リビングを中心に配置した平屋の間取りは、ご家族の絆を深め、快適な生活を実現する魅力的な選択肢です。
実際の成功例を通じて、平屋におけるリビング中心の間取りがどのように暮らしを豊かにするかをご紹介します。
リビングを中心にした暖かい平屋:34坪
ご家族が集まるリビングを中心に配置された平屋間取りは、コミュニケーションを促進し、生活の動線をスムーズにします。
リビングから隣接する小上がり和室やデスクスペースは、居住空間の多様性を確保します。
また、天井の勾配や見せ梁が空間に開放感を与え、リビングをより広々と感じさせます。
▶暖かさと温かみのある平屋(高断熱×自然素材) シリーズ/平倭の家
回遊動線と子ども部屋の配置にこだわった平屋:34坪
リビングが中心に配置されているため、ご家族が自然に集まり、子ども部屋への回遊動線がスムーズです。家族の絆を深めながら、個々のプライベート空間も確保できる理想的な平屋の間取りです。
キッチンはリビングから見えないように工夫されており、生活感を隠すゾーニングが施されています。
お料理をしながらリビングとの一体感を感じつつ、ご家族とコミュニケーションをとることができます。
▶シンプルデザインが心地良い平屋の住まい シリーズ/平倭の家
廊下を省いたリビング中心の平屋:24坪
こちらの平屋施工事例は、リビングから各部屋に直結する動線を重視した、廊下を省いた間取りが特徴です。
廊下を省くことでリビングから子ども部屋や和室へのアクセスがスムーズになります。
リビングはクリの床材を使用し、強い木目が特徴的です。無垢材の力強さと経年変化する風合いを楽しむことができます。
自然光と開放感溢れるリビング:28坪
こちらの平屋は、リビングの窓から見える広大な敷地と、大開口サッシからの自然光や開放感が特徴です。
また、勾配天井やシーリングファン・ダクトレール照明などの工夫が、リビングをより快適で魅力的な空間にしています。また、デスクスペースも兼ね備えています。
▶自然素材の香りと広大な景色を堪能する家 シリーズ/平倭の家
モダンデザインと快適性を兼ね備えたリビング中心の平屋:27坪
こちらの平屋リビングは、クローゼットと納戸で生活感が見えない工夫が施されています。また、リビングはウォールナット色の見せ梁とアクセントクロスでモダンに仕上げられています。
さらに、トイレや洗面は玄関から直結で、リビングとは切り離されており、快適な空間を実現しています。
リビング中心の平屋間取りづくりのポイント
平屋の住まいは、リビングを中心に設計することで快適性や暮らしやすさが向上します。
ここでは、毎日の生活を考慮した動線や収納、開放感を演出するポイントを紹介します。
動線効率にこだわる
家の中での移動がスムーズになるように、リビングを中心に各部屋への効率的な動線を考えましょう。
毎日の家事や生活を想定し、リビングやダイニングキッチン、各部屋との移動をシミュレーションしてみることが重要です。
先ほど紹介した事例のように、近年では、リビングを中心とした回遊動線が人気を集めています。
【関連コラム】回遊動線の間取り実例|30坪〜40坪台の平屋・2階建て紹介。玄関の方角などチェック
収納スペースを確保して生活感を隠す
リビングはさまざまなアイテムが集まる場所ですが、上手に収納スペースを確保することで生活感を隠し、スッキリとした空間を実現できます。
使いやすい収納があることで、物が散らかりにくく、生活感を感じさせないリビング空間を演出します。
天井や窓で開放感を演出する
天井高や窓の配置、そしてインテリアコーディネートを通じて、開放感あふれるリビングを実現することも重要です。
開放感のあるリビングは、実際の床面積よりも広く感じられるため、ご家族が自然と集まる場所となります。
特に、屋根の形状を活かした勾配天井は平屋特有のアイデアで、開放感を高めることができます。
【関連コラム】平屋+勾配天井のメリットとデメリットを解説│弱点の解決法も紹介
また、視線が抜ける場所に窓を配置することで、開放感をより一層高めることが可能です。
心地よいプライベートスペースを確保する
ただ単に広いリビングをつくるのではなく、ご家族それぞれの過ごし方に合わせたプライベートスペースを確保すると、居心地の良い空間になります。
例えばオープンデスクや畳小上がりなど、ソファ以外のエリアを設けることで、同じ空間にいながらご家族それぞれが自分の時間を過ごすことができます。
アウトドアリビングと連携する
ウッドデッキなどの屋外スペースを平屋のリビングとつなげることで、おしゃれなアウトドアリビングとして利用することも可能です。
アウトドアリビングがあれば、お昼寝や屋外での食事など、さまざまなライフスタイルを楽しむことができます。
また、リビングと同じ高さのウッドデッキを設けることで、お部屋全体を広く見せる効果も期待できます。
平屋リビングのちょうど良い広さはどれくらい?
▶シンプルデザインが心地良い平屋の住まい シリーズ/平倭の家
過ごしやすい平屋リビングの広さは、家族構成や延べ床面積、ライフスタイルによって異なります。また、リビングを広くする際は、ほかの居住スペースや収納スペースを圧迫しないようなバランスも重要です。
一般的には、広く感じられるリビングの広さは20畳ほどとされています。しかし、実際にはお部屋の形や窓の配置、天井高などさまざまな条件によっても感じ方は変わります。
たとえば縦長のリビングは奥行きがあり、視線が抜けるため、広く感じられることが多いです。同じ広さのリビングでも、勾配天井を活用して開放感を高めることで、より広く見せることが可能です。
注文住宅では、完成するまで実物を見ることができず、実際の広さを確認できません。したがって、平屋の施工実績が豊富な工務店やハウスメーカーに相談し、適切なアドバイスを受けてリビングの広さを決定することが重要です。
まとめ
▶暖かさと温かみのある平屋(高断熱×自然素材) シリーズ/平倭の家
ここまで、リビングを中心に配置した平屋の住まいの魅力やポイントについて詳しくご紹介しました。
平屋の間取りには様々な工夫が必要であり、動線効率や収納スペースの確保、開放感の演出などが重要です。
また、前述したように注文住宅では完成前に実際の広さを把握するのが難しい面もあります。
したがって、平屋を建てる際には、経験豊富な工務店やハウスメーカーに相談し、専門家から適切なアドバイスを受けることが重要です。
エーベンハウスは豊富な実績と提案力を持ち合わせており、お客様のニーズに合った理想的な平屋の住まいを実現します。
平屋を検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。