みなさんは普段の生活の中で行われていることに疑問を持ったことがありますでしょうか。
住宅業界にいると、いろいろな慣習や風習・昔からの決まり事など様々な面で影響が出てくることがあります。
「昔から決められているから」「昔からあるから」
それだけで全て当てはめていては物事の進展はありません。
それは昔の時代の決め事で現代でそれがすべて当てはまるということではありません。
「なぜ?」を知ることが大切です。なぜを知ることができ、調べればそれを回避する術も見えてきます。
例えば社長ブログにもありました土用。土用の期間は土公神という土を司る神様が支配していて、土に関することを行うと災いが起こるとされています。ただし、間日(まび)という日があり、間日には土公神様が下界を離れ天上に行くため、土用期間のタブーとされていた作業を行っても良いとされています。
物事には、全部がだめということはなく何かしらの方法があるものだと私は個人的に思っています。
そのため普段の生活の中でこれはなぜなんだろう?と疑問を持つ習慣を意識するように心がけています。
逆に昔は気にしていたことを気にしないケースもあったりします。
例えば母屋が建っている敷地内で隣に新築を建てる場合で母屋より建物が前に出ないようにするなど昔からの名残があったりしますが気にしない人もいます。
そういえばこの前建て替えのお客様で今の家よりほんの少し数センチでも良いから前に建てるのが良いからそれでお願いしますと言われました。ゲン担ぎみたいなことでしょうが、
色々と言い伝えがあるのだなと思いました。そういう昔からの言い伝えもおもしろいですよね。ご年配のお客様とお話をしていると色々とためになります。